その1年の間にビッグ・バンド歌手になろうと、まず、自分のバンドのメンバー集めを始めました。ダラスに本拠を置くバンドですが"BIG-T
& The Bada-Bings"といいます。
なぜ知り合ったかがまた面白いのです。毎度、話に出てくる親サイトである「ジャズにまつわる話」を見て、ゲストブックに「わたしはアメリカのジャズ歌手です」と記帳をしたのです。それからが大変です。毎夜のようにメール交換がはじまりました。彼のサイトはhttp://www.bigt-music.com/
からご覧ください。
メールだけでなく電話も度々かかってきます。あるときは太平洋を挟んでリアルタイムでハモッたりするのです。12月の初旬に東京にやってきました。早速、Big-Tと彼の東京バンドのリーダー杉山氏をLittle
MANUELAに招待して仲間で歓迎会を開きました。喜びました。また、2002年4月に来日が予定されています。 彼のリクエストでシナトラとサミーのデュエット"Me
And My Shadow"を若山がサミー役をやり2人で唄いました。「今度はステージで」と言っています。
37歳と若いのですが、相撲で身体だけでなく精神も鍛えられたからでしょうか、日本人より礼節を知った素晴らしいアメリカ人です。
どこかで"BIG-T
Craig Thompson"の名前を見かけたら、是非、応援をしてください。裏切られることはありません。ラスベガスやニューヨークのサウンドを彷彿とさせる時間を過ごすことになります。
さらに面白いことに、日本に来る前は人前で歌を唄ったことがなかったのです。「カラオケ」でBobby
Darinの"Mack The Kife"を唄ったのが初めてのことだったのです。
BIG-Tの昼間の本職はITに関わる仕事で、彼はコンピュータ・ソフトのエンジニアなのです。とにかく、ユニークでエキサイティングな歌手です。
⇒ 訃 報
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