歌をつくる人にまつわる話 The Story of Songwriters |
(45) George Shearing Lullaby of Birdland |
ジョージ・シアリング(1919 - )はロンドン生まれ、盲目のジャズピアニスト・コンポーザー・バンドリーダーとして活躍してきました。 「エンサイクロペディア・オブ・ジャズ」の著者で有名なレナード・フェザーに認められ、10代の終わり頃からプロ活動に入ったということです。 戦後1947年にアメリカに渡り、49年にジョージ・シアリング・クインテットを結成しました。 1950年に開いたニューヨークの有名なジャズクラブ、バードランドにちなんで”Lullaby Of Birdland”を1952年に作曲しました。この曲はシアリングのエンディング・テーマとして演奏されていました。 Geoge David Weissが後から美しい歌詞をつけました。エラ・フィッツジェラルドもサラ・ボーンもクリス・コナーも歌いました。 |
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それぞれが自分の持ち味を出して歌っています。誰のが優れているかは、好き好きといっておきましょう。サラ・ボーンがクリフォード・ブラウンと吹き込んだ名盤がありますが、「バードランドの子守唄」のイントロは誰もが耳にこびりついていることと思います。 シアリングは1996年に大英帝国勲章を受勲し、2007年にはKnightの称号を授けられました。(2010/8/24)
Sarah Voughan & Clifford Brown ■ ■ ■ ■ ■ |
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(毎日新聞・2011/2/15) |