歌と歌手にまつわる話 |
(65) Janet Seidel Just You, Just Me to English version |
Janet Seidel |
オーストラリアの弾き語り、ジャネット・サイデルという歌手の歌を2001年の夏に初めて聴きました。ドリス・デイが好きだったと言います。 レパートリーは実に広く、古いジャズからポップス、言葉も堪能でフランス語もイタリア語もOKです。とにかく、どんな歌でもいともたやすそうに軽く唄ってしまいます。美しく明るくさらりと唄います。聴いていて心地がよいので疲れを覚えません。レコード会社の社長の実兄がベーシストでいつも一緒に活動しています。 ジャネットの数枚出ているCDのなかにWinter Moonというアルバムがありますが、ここでJust You, Just Meを唄っています。Nat King Coleのレコードで間奏のピアノのアドリブがあるのですが、彼女はそれにNat King Coleを称える歌詞をつけて唄っているのです。Eddie Jeffersonみたいなことをやっているのです。 早口で半分くらいしか聞き取れないような歌詞です。何て歌っているかわからない、とゲストブックに書き込みました。すると彼女のライブで私たちと会って話をしたことも覚えていて、その日のうちにメールで歌詞を送ってくれました。 |
歌を聴きながら歌詞を目で追っても追いつかないくらいのものです。いやー、驚きました。むかし、ランバート・ヘンドリックス&ロスのアニー・ロスというイギリス人の歌手が強烈なインストゥルメントのソロのラインに歌詞をつけて唄ったのを思い出します。 彼女のサイトは http://www.janetseidel.com/ です。 |