小 川 理 子
ソロ活動10周年記念リサイタル

2003.10.25(土)

東京オペラシティ リサイタルホール

ごあ いさつ

ソロ活動10周年記念リサイタル大阪公演は、7月に大正ロマン香る大阪市中央公会堂にて開催しましたが、東京公演は、ここ東京オペラシティにて迎えることになりました。

本日はハーレムストライドの系譜をたどりながら、たっぷりとクラシックジャズをお届けしたいと思います。

ハーレムストライドとは1910年以降に現れたソロのジャズピアノスタイルで、特に1920年代にニューヨークハーレムで盛んになったことからこのように呼ばれます。

「ハーレムストライド」の父と呼ばれたJ.P.Johnsonをはじめ、Thomas "Fats" Waller, Willie "The Lion" Smithらが開拓者であり、Duke Ellington, Art Tatum, Thelonious Monk, Count Basie, Earl Hines, Errol Garnerら、後のジャズピアノのあり方に多大な影響を与えました。

音楽的特徴としては、激しいドライブ感をもつストライドベースを左手で形成しながら和声的な効果を生み出す点です。

秋の一夜をクラシックジャズでゆったりとお楽しみいただければ最高の幸せです。

小川 理子(みちこ)


リハーサル中の写真から
 

理子ちゃんの弾いているピアノはBösendolfer Imperial Concert Grandというウィーンの高価なピアノです。

低音部に黒い鍵盤の部分がありますが、普通より余計についているのです。
小川理子の紹介はozsons-pit Friendsのページにもあります。

スペシャルゲスト:小林 真人(bass)/曽我 清隆(trumpet)/The OZ Sons(chorus)

小林さんは北村英治スーパーカルテットをはじめ様々なバンドで活躍する有名ベーシストです。

曽我さんはTHE HIGH TIME ROLLERSというトラッドジャズバンドのバンマスですが、小川理子もメンバーの一員です。
4,5年前、「Jazzにまつわる話」が公開された頃、曽我さんからリンクの依頼がありました。今も上記のサイトからリンクが張られています。今回、はじめて顔を合わせたのですが、楽屋でその話が曽我さんから出ました。奇遇というものです。

 

 

ホールはよし

バンドはよし

音響もよし

あとはオジサンたち・・・


本番中の写真から

オージーサンズはアンコール曲を含めて5曲も
Sh-Boom
Polka Dots and Moonbeams
Oh! Look At Me Now
Paper Doll
Candy
最高の気分で唄ってきました。

「理子ちゃんありがとう」 OZSONSより


休憩時間の写真から
 

休憩中のロビーには280人のお客さんでごった返していました。

ワインやビールもありました。オージーサンズは内緒で\500の赤と白を一杯ずつ仕入れて、楽屋でチビチビと口唇を潤わせました。


リサイタルが終ってロビーで・・・オージーサンズ・・・満ち足りてボーっとした顔をしています
わかG       きよG       まこG       くりG


「お忙しいところを聴きに来て頂いた皆さんありがとうございました」 OZ SONS

http://www.riko-ogawa.net/ 小川理子オフィシャルサイト