歌をつくる人にまつわる話
The Story of Songwriters

(19) Duke Ellington は子供のときから公爵

 

Edward Kennedy "Duke" Ellington(1899-1974)


デューク・エリントンは楽団のリーダー、アレンジャー、ピアニストとしてだけではなく、いい歌をたくさん作曲してくれました。

"Satin Doll," "It Don't Mean A Thing," "I'm Beginning To See The Light," "In A Sentimental Mood," "Do Nothing Till You hear From Me," "Solitude"など、わたしの大好きな歌が勢揃いです。

Take The "A" Trainはエリントン楽団のテーマ・ソングです。この他にも"Mood Indigo," "Solitude"もテーマ・ソングとして使っていました。



エリントンの父親は海軍省の高給取で、ワシントンDCに住んでいました。彼は子供のころから素敵な服を着こなしていました。それでクラスメートから「デューク」というあだ名を頂戴したのです。一生、ダンディで過ごしたのです。

「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」ですね。(栴檀=白檀)

"Genius displays itself even in childhood"



あちらのミュージシャンにはツアーのとき、膨大な衣装をもって移動する人がたくさんいます。エリントンもトラック何台かが連なるといいます。この写真を見ればうなづけるでしょう。

サミー・デイビスJr.も、まるで引っ越しのようだったとマネージャーが語っているのを聞いたことがあります。


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