ジャズと小噺 |
(15) iPod族とドラマー |
初代マッキントッシュ |
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アップル社のマッキントッシュはパソコンの先駆けとなるウィンドウズ・システムを採用していました。 マウスで操作をするのは斬新なスタイルでした。MicrosoftのWindows 95が発売されて以来、Macは段々ユーザーが少なくなっていきました。 90年代の初めには我々はUnixを使っていたのです。その頃、パソコンはMacを使っていました。使い勝手のよいワープロや画像処理ソフトなどはMacのお手のものだったのです。しかし、DOS-V機と呼ばれるWindows PCの性能がどんどんよくなり世界中のPCがMicrosoftのWindowsになってしまいました。 |
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ここ2,3年前からiPodのユーザーが増えてきました。iTuneというソフトから音楽ファイルをiPodというレコーダーにしまって持って歩くのです。もともとMacで開発されたソフトですが、同じものがWindows用にも開発されて使えるようになっています。iPodはアップル社の製品ですが、Windows族がMacを持たずとも使えるのです。ハードディスクメモリーが80GBだそうです。2万曲ものファイルを保存してしまいます。 mp3というオーディオの圧縮ファイル形式が出てから、音質のよいサウンドをネットで送れるようになりました。90年代の中頃です。シンガポールのメーカーがCreative NOMAD というmp3レコーダーを開発し、アメリカなどで大人気でした。早速、仕入れました。数10曲で一杯になってしまうほどのちっぽけなものでした。珍しい時代でしたから、試しに買いました。しかし、現在の高性能のiPodは誰もが持っているようですが、なぜか私はまだ買っていません。 さて、ここからが本題です。わたしの後輩でフルバンで太鼓をたたく「しんちゃん」というオジサンが居ます。彼がiPodを買ったのです。こんなことをメールに書いてきました。
iPod族の皆さん、あなたはお仕着せのヘッドホンでご満足ですか? このメールが私には、痛快で痛快でたまりません。iPodの隅から隅までくわしいSuper iPod族がゴロゴロ居ますが、しんちゃんのようなことを言ってきた人は初めてです。じつは、しんちゃんは人とは違った耳をもっている珍しい人です。ですから、フルバンのリーダーが務まるのです。ことある毎にそう思っていたのですが、聞こえているものが凡人とは違うのです。 そうしたら、またメールが来ました。これまた傑作です。
「もう目が無理です」は、じいにはよくわかります。私も目が・・・しょぼしょぼなのですよ。 それにしても、しんちゃんの半田付けをしている姿が目に浮かんできます。現在、しんちゃんは自分たちのフルバンのホームページを制作中です。 |
しんちゃんの姪の長男、遥人君(2.5歳)の写真を送ってくれました。 将来はしんちゃんの後を継いでくれる頼もしい坊やです。しんちゃんにとっては孫のような存在なのです。 実はこの写真を送ったらお返しに送ってきたのです。2007/5/7 |
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後日談です。しんちゃんのiPod評です。またまた、おかしくて腹がよじれそうです。
落語を聞くのに適しているのだそうです。この話は落語より面白いです。わかGはiPod族になるのが厭で、飛びつかないで正解だったということです。 iPodに2千曲とか入れて得意になっている哀れな社長がいます。社長は会社に行くにも持ち歩いています。その社長サン、このページを読んだら何ていうでしょう。 「あたしゃ、音楽を聴くために持ち歩いているのではなく、歌のデータベースだと思って持ち歩いているのですよ」 などと、気に障る屁理屈を言うに決まっています。だから、このページのことは教えません。あぁ、可愛くないくそじじいだ! 2008/8/11 ■■■■■■■ またまた、後日談があります。 あるお宅では、子供たちにiPodを買うことも使うことも禁止しています。ばかげた話だと思いますが、テレビのニュースでやっていました。それはXX・XXXさんちです。 このオヤジもケツの穴が小さいね、大金持ちの癖に。iPodなんて100万台でも買ってシアトル中の子供に配ってやりゃいいのに。 2009/6/7 ■■■■■■■ 今日は2010年の「体育の日」です。明るいうちにあちゃくちゃに出かけました。夕飯をお友達の杉ちゃん夫婦と一緒に食べて、HUBのライブに出かけることにしました。伸ちゃんのお奨め洋食屋「はぎわら」に行ったら、伸ちゃん夫婦が座っていました。あははははです。伸ちゃんの姪っこの坊や、ハル君が大きくなりました。帰宅すると、写真添付のメールが家に来ていました。 「ハル君が幼稚園でデビューしました」と。 2010/10/11 |