MY FRIENDS

Vocal Unit a・i

Vocal Unit ai

後藤芳子門下でBREEZEというVocal Groupが93年に出来ました。2004年の暮に中村早智から「BREEZEを辞めました」と知らせてきました。

年が明けて、早っちゃんから「新しいグループを立ち上げた」と案内があり、中目黒の楽屋に元気な顔をしているかどうか会いに行きました。そうしたら、この3人がいました。
 

BREEZE時代は4人あるいは5人のコーラスだったのが、女声2人、男声1人の3人コーラスになりました。このグループはBREEZE結成時初代のメンバーなのですが、それぞれが思うところあって、1人ずつグループを離れていきました。早っちゃんは13年BREEZEにいて最後に辞めました。

その3人のコーラスワークを初めて聞いて解かりました。より難解な高度なジャズコーラスをやろうとしているのです。「おー、難しいこと始めたな」が初回の印象でした。

コーラスのハーモニー作りは4声あると、アレンジャーは編曲がし易くなります。3声になると音数が足りなくなる分アレンジのスタイルを難しくしたり、歌唱法に個性をつけるとかしないと薄っぺらに聞こえてしまいます。唯、きれいにハモルだけでは素人の合唱と変わりません。プロは大変なのですよ、皆さん。

難しいハーモニーはバンド演奏では昔から日常のことでしたが、人間の声で器楽のようなハーモニーやフレーズを歌ってしまおうというのですから、正確無比な音程とリズムとアンサンブル。さらに言うなら一人一人の個性のぶつけ合いといった奥深いことを考えないと金の取れるコーラスにはなれません。

さて、マヌエラの常連の井高ダダコが2014年3月3日のお雛祭りの晩に、

 「先生、Vocal Unit aiを知ってますか?マヌエラ・ゲストデーに呼べないかなぁ?」

 「生まれた時から知ってらぁ」

 「えーっ」

 「じゃぁ、ゲストデーをやろう」

で、ダダコは凧のように飛び上がりました。そして、翌日久しぶりに早っちゃんにメールして日程が決まりました。


こんなこと書きました

初登場です。

高度なJazz Vocal Groupです。

ひどい言い方ですが、分からない人には難しすぎて駄目です。

彼らの考えていることが分かる方には驚きの技巧でしょう。

というわけで、お楽しみに・・(わかG)

久しぶりに3人に会いました。 なんと矢野眞道はダダコのVocalの師匠だったのです。びっくりですね。

 


こうして、早っちゃんとはまたまた近しくなりました。2015年の2月に2回目のゲストデーで招きました。