歌と歌手にまつわる話

(135) Nat King Cole とStardust


Nat King Cole(1919-1965)

あちらこちらのページで”Stardust”の話が続いている。

ホーギー・カーマイケルの頃からどうも軽快なテンポに乗って”Stardust”が演奏されたり、歌われたりしてきた。

1957年にCapitolから、アルバム”Love Is The Thing”がリリースされた。この盤の伴奏はGordon Jenkinsアレンジ・指揮のストリングのオーケストラである。いいに決まっている。

この盤に”Stardust”が入っているのだが、Billboard誌ではベストテンにも入っていない。#79だそうだ。ところが”Pop Albumn” chartで何と#1となってしまった。何とも不思議な話だ。

日本ではキングコールの”Stardust”は一世を風靡したと思っているのだが、TV番組「シャボン玉ホリデー」のピーナッツの”スターダスト”が日本人の耳には残っているらしい。

実際、ホーギー・カーマイケルが来日した時、帝国ホテルのロービーでピーナッツが歌う”スターダスト”を聴いて、タクシーでスタジオに駆けつけたという。いつの番組だったか知りませんが、ホーギー・カーマイケルはシャボン玉のゲストに登場したのです。そして、ピーナッツの歌のピアノ伴奏をしたということです。(2011/3/9)

    

このHPで”Stardust”の副題がついたページがあちらこちらにある。

一番最初に書いたのは、第2楽章の作曲家「ホーギー・カーマイケル」である。

同じく「ホーギー・カーマイケルの伴奏で」もStardustである。

その次は、おそらく「ライオネル・ハンプトン眠る」もStardustだ。ライオネル・ハンプトンのStardustは名盤中の名盤。

まだある。作詞家の「ミッチェル・パリッシュ」ももちろんStardustだ。

サッチモのStardustに歌詞をつけた男」はJon Hendricksなのだが、これも凄い話だ。

そして、本ページの「Nat King ColeとStardust」となる。(2011/7/30)


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